GIMPの作り方 その2

レイヤーについて理解しよう。

初めてオリカ作った時、ほとんどの人はペイントソフトを使っていたでしょう。
気軽にかつ簡単に作りたいのであればペイントでも充分ですが、
ペイントだと拡大・縮小のとき、画像がひどく劣化したと思います。
まぁこれは拡大・縮小のアルゴリズムがあまりよろしくないので、劣化がひどいんです。
(↑あまり気にしないでください)
ちゃんとした(有料の)画像変換ソフトはこのようなアルゴリズムもちゃんと考えられているので、
大きな劣化はありませんが、こういったソフトの最大の利点はレイヤーと呼ばれる機能でしょう。
GIMP以外にもphoto shopにもあると思いますよ。
さてレイヤーとはいったい何のことでしょう?
まずこちらの画像をご覧ください。

例1

これはGIMPで作ったものです。
(10分の突貫工事で作ったんで荒々しいのは見逃してください)
もちろんはめ込み合成です。
もしこいつをペイントで作っているとすると、
合成時一度決定をしてしまうと二度と修正することはできません。
ようするにミスっちまった、また一からじゃねえかコンチクショーってことになるわけです。
こういうときにレイヤーが真価を発揮するのです。
ここに何らかの画像があったとします。
その画像の上に透明なシートがあって、そのシート上にまた別の絵を描いて重ねます。
またその絵の上に透明なシートがあって、そのシート上にまた別の絵を描いて重ねます。
(以下必要な枚数繰り返し)
この透明なシートっていうのがレイヤーだと思っていただいてかまわないです。
図にするるとこんな感じです。

例2

ちなみにこの画像は
例3
例4
例5
の3つのイラスト(レイヤー)から出来てます。
この機能を使えば不必要な絵はレイヤーを削除すれば消すことができますし、
またその逆で必要な絵をレイヤーで追加してやればオッケーです。
私の場合、枠を背景に、イラスト部、モンスター名、属性、レベルなど
ジャンル毎にレイヤーを作って制作しています。
これなら以前作った原稿をもとに再編集して、別の新たなオリカを作るってことも可能です。


次は実際にオリカを作ってみましょう。

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