前節ではフォーマットは自由と言いました。
しかし、だからと言ってみんなが自由に書いてしまっては、
複数人でプログラムを書くときに見にくくなってしまいます。
そのため、いくらフリーフォーマットといえど暗黙のルールみたいなものがあります。
先ほどのプログラムを見てみましょう。
[プログラム] int main(void) { return 0; } |
[プログラム]int main(void) { return 0; } |
先ほどのプログラムをもう一度見てみましょう。
[プログラム]int main(void) { return 0; } |
簡単なプログラムであれば、見ればその内容はすぐにわかります。
しかし、普通プログラムを書くなら、数百行から数万行にわたる複雑なプログラムになります。
(ふつうはファイル分割しますが)
これほどの複雑なプログラムになると一見しただけでは、その内容はわかりません。
プログラムの中に説明を入れておけば、ずっと読みやすくなります。
C言語には、プログラムに説明を入れておける機能があります。
これをコメントと呼びます。
C言語では、/* */ではさむことで、その間のすべてをコメントにすることができます。
また//を書くことによって、その行の後ろをコメントにすることができます。
このコメントはプログラムの動作には一切影響を与えません。
[プログラム]int main(void) { /*ここ 全部 コメント です*/ return 0; //ここもコメントです } |